令和5年11月3日「向徳舎」20周年記念式典 社会福祉法人 園樹会|向徳舎・With・虹の色・風の音

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令和5年11月3日「向徳舎」20周年記念式典

 令和5年11月3日(金)に、「向徳舎開設20周年記念式典」を、向徳舎をこれまでけん引してくださった諸先輩方を来賓としてお招きし開催しました。

 式典では、甲府市長樋口雄一様からの祝辞を保健福祉部長八巻一仁様から頂戴し、元理事長の宿澤猛様、谷信也様からは向徳舎のこれまでの成り立ちや利用者様に向き合う姿勢、寄り添う姿勢などを話していただき、福祉に関わる者としての心構えを新たにすることができました。

 あいさつをしていただいた中でも特に感動したのは、向徳舎利用者様の自治会会長の土屋慎様のあいさつでした。事前にあいさつ文を支援員とご本人とで考え、練習もたくさんしましたが、長い文章をきちんと覚え、一言一句間違えることなく、来賓の方への一礼も忘れずに行うことができ、その立ち振る舞いを見た時に、この仕事をしてきて本当に良かったと思いました。

 式典の最後には、これまで法人を支えてきてくださった、宿澤猛様、谷信也様、古屋光人様、日向正臣様に感謝状を贈呈し、式典を締めくくりました。

 式典後は、児童発達支援センター「ひまわり」で保育士・園長として障害児保育・療育に従事してこられた中山富喜子様をお招きし、「39年の障害児保育・療育から学んだ自身のあゆみ」と題して記念講演を行いました。障害をお持ちの方々やそのご家族の立場や想いなどを、ご自身の経験を踏まえてお話をいただき、改めてこの仕事への向き合い方を学ぶ機会となりました。

 今回の記念式典の実行委員を5人の職員で行い、この4月の定期異動で向徳舎の男性棟副主任を仰せつかった私が委員長として企画・実施しました。このような式典の企画は不慣れなこともあり、塩澤理事長、中村施設長、天野事務長、伊藤課長にはアドバイスなどをいただき、実行委員5人と共に、無事に式典を終えることができました。支えてくださった職員の皆様には本当に感謝しかありません。

 式典終了後に、来場してくださった方々に記念品を渡す際には、日頃の感謝も伝えられたと思います。

 また、利用者の皆様には、法人のロゴが入ったトレーナーをお渡ししました。利用者の皆様がそれぞれに好きな色のトレーナーを選んでいただいたので、とても似合っています。

 法人の30周年に向けて、利用者の皆様と職員とで手を取り合い、歩んでいこうと強く思いました。

 

障害者支援施設 向徳舎男性棟副主任 中山 敏和